IFRS対応
IFRS導入支援(金融商品）
IFRSは原則主義を採用しているため、個々の会計処理および開示方法についてはその基本的な考え方に従って自らが判断することが必要となります。金融機 関にとっては、金融商品に関する影響が大きくなります。金融商品に関連したIFRS導入を検討するにあたり、予備調査フェーズから本番適用まで、弊社グ ループでご支援させて頂くことで、業務及びシステム（データ保有状況を含む）の実態を踏まえた効率的なサポートを行います。
IFRS金融商品会計向けパラメータ推計支援
IFRS金融商品会計では、予想信用損失の測定において、通常のリスク管理とは異なるパラメータを要求しています。以下は弊社が考える、バーゼル規制の内部格付手法で求めているパラメータとの主なGAPです。弊社は銀行のリスク管理に用いられている債務者格付制度およびパラメータ推計の内容を十分に理解をした上で、IFRS向けのパラメータをこれらの相違点を明確にしながら構築いたします。
PD
- TTC（Through-the-cycle）的な景気の一循環を通した安定的なPDではなくPIT(Point-in-time)的な景気変動の影響を考慮したPD。
- また、観測期間は1年のみならず、2年以降の期間構造あるPD
LGD
- 景気後退期を考慮しない平均的なLGD。
- 必ずしもWorkoutには限らない、合理的に推計されたLGDも有り得る。
EAD
- 当座貸越やコミットメントにおける単なるデフォルト時残高だけではなく、期間別残高（与信期間）を含めたCFの予測。
※上記サービス内容の詳しいご説明等につきましては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
